療育を受けるための受給者証取得のため、医師の意見書が必要になり発達専門の小児科を受診した。
予防接種を受けている病院なので行き渋るかと思ったけど、痛いことはしないしお話しするだけと説明したらすんなり行ってくれて助かった。
ムスメが看護師さんとおもちゃで遊んでいる間に先生とお話をした。
トータル40分くらいだった。
診断結果は…
言語遅延と軽度知的発達症
自閉症スペクトラム(広汎性発達特性)
発達の幼さが見られるのでスロースターター。
家ではこだわりとか癇癪があるけど、診察室ではそういった様子も見られず、すんなり看護師さんと遊んでいる様子を見て、自閉症と言っていいかははっきりとしない、グレーゾーン。
感覚の過敏性はHSPかもしれないとのことだった。
ちなみに先生自身もHSPだそう。
HSPは医師という職業に役立っているらしい。
確かに瞬時にこどもの特性を見抜いているのはそういった性質を上手く活かした職業選択なのだろう。
療育を受けるための意見書的には
自閉症スペクトラム 言語発達遅延 発達協調運動障がい
と書かれていた。
すんなり受給者証を取得できるように自閉症スペクトラムの診断名は入れておくという説明だった。
新版K式発達検査の結果が70だったことを受けて、療育手帳を取得できるので申請した方が良いとおすすめされた。
所得制限に引っ掛からなければ特別児童扶養手当を申請できるらしい。
それには療育手帳と医師の診断書が必要とのこと。
こちらの病院はすでに契約が決まっている2ヶ所の療育施設とも連携しているし、通う予定の幼稚園はのびのび系の園で発達特性がある子にとっても良く、先生たちも優しくて扱いに慣れているから良いねとお墨付きをもらった。
療育施設や幼稚園での様子を見て、またフィードバックして欲しいとのこと。
必要であれば幼稚園に意見書などを提出することもできるよう。
ムスメの様子を見ながら先生は、
かわいいから正直このまんまでも良いんだけどねとしきりにかわいいを連発しつつ、
とはいえ、就学、就職を見据えてこのままほっといて良いわけではない。
療育等をがんばって小学校入学までに底上げできると良いねとのことだった。
たとえ普通級でなかったとしてもこの地域の小学校の支援級はどこも良いようなことも言っていた。
とにかく持って生まれたかわいい(愛嬌)はとても大事で療育でも幼稚園でもかわいいとサポートを受けやすいからとても良いことだと言われた。
そう言えば幼稚園でも療育施設でも病院でもどこに行ってもムスメはかわいいから皆んなに可愛がられると思うと言われる。
確かにムスメは愛嬌がある丸い顔をしている。
赤ちゃんの頃からまん丸い顔でいつもニコニコしていて本当に可愛かった。(この頃はとても育てやすくて親孝行な子だと思っていた。)
3歳の今も素直で喜怒哀楽が激しくて嬉しい時は全身でぴょんぴょん飛び跳ねて、満面の笑みだし愛され要素満載。(泣く時も怒る時も激しいけど…。)
このムスメの長所を潰さないようにしたい。
笑顔が多いって本当に素敵だ。
喜怒哀楽の薄いワタシは本当にそう思う。
療育に関しては他に作業療法を受けると良いらしい。良い施設があるみたいだったけど1度に全部始めると親がパンクするから追々と。
お母さんが仕事を始めるのも賛成でこどもだけに集中しない方が良いとのこと。
慣れてきたら療育日数を増やして、その時間を利用して働くのも良いと言っていた。
幼稚園生活が落ち着いてきたら働きたいと思っていた。
こどものサポートに専念した方が良いのかと迷いがあったから、先生に良いと言ってもらえてホッとした。
家でできることでお勧めされたこともいくつか。
椅子に座ったり立ったりするのが良くて、座って踏ん張る体勢なんかもトイレでウンチするトレーニングに良い。
そろそろ時計のおもちゃをやらせるのも良い。
本物の時計を見せたりするのも良い。
最近時計の絵本を買ったのはちょうど良かった。
ダイソーにも売っている吸盤のおもちゃとかもおすすめされた。
そう言えばこれ幼稚園にもあったな。
ホワイトボードもおすすめされた。
1日5分くらいはペンを持ってぐるぐる描いたりすると良いらしい。
ホワイトボードは買おうかな。
ままごと遊びとかお世話遊びもたくさんやると良い。
これはたくさんあるぬいぐるみでちょいちょいやってるから買い足さなくても良さそう。
アドバイスもたくさんもらったので、早速実践してみたい。
発達専門医の診断を受けてみて良かった。
次は春頃、4月か5月くらいを目安に受診をおすすめされたので忘れずに予約しよう。