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かおまるのつぶやき

集団療育を辞めることにした。

久しぶりに療育の話。

 

今年の1月から通所している事業所Aを辞めることにした。

 

ここ最近は療育の話をあまり書いていなかったのだけれど、いろいろ思うところがあった。

 

事業所Aは幼稚園降園後の14時~17時で週2で通所していた。

 

1日のうちで個別療育と集団療育をやっていて児童発達支援と放課後デイサービス併設の複合型サービスを提供するチェーン型の事業所である。

 

預かり型の施設で幼稚園と自宅まで送迎も行ってくれる。

まあ、よくある療育施設だと思う。

 

通所が始まった当初は楽しく通えていたのだが、幼稚園に通いだしてからは降園後に通所するのが疲れると言って行き渋るようになった。

 

これはそのうち体力がついてくれば慣れるかな?とだましだまし宥めすかして行かせていた。

 

夏休みになると療育に通うだけになり行き渋りもなくまた楽しく通えていた。

 

そんなころ事業所からチャイルドシートなしで帰ってくる事件が発生した。

ムスメが言うには自発管の膝の上に座って帰って来たと。

これにはすぐに苦情を言ったのだが、どうやらチャイルドシートが足りなくてそうしてしまったらしい。

危機管理がいったいどうなっているのか?児童発達支援管理責任者がこのような判断をするとはちょっとどうなの?とこの時はずいぶん憤慨した。

 

ちょうどその頃ムスメの聴覚過敏が気になりだして大きな音を怖がることが増えていた。

 

そして幼稚園と療育に通いだす日々が始まると、また行き渋りが始まった。

 

最近になって、どうやら通所日に大きな声で騒ぐメンバーがいるらしく、その子が嫌だということが判明した。

 

聴覚過敏があるムスメにとってはストレスがかかる環境であることが想像できる。

ストレスからなのか情緒不安定で家庭での母子分離不安が激しくなっている。

 

通所日のメンバー構成は特性に応じたクラスになるよう配慮されているわけではなく、希望の曜日に空きがあれば通所できるというスタイルなので、どんなメンバーがいるかは運でしかない。

 

しかも未就学児と小学生が一部屋で同じ時を過ごし集団プログラムをこなしている。

聴覚や視覚などいろいろな過敏性を持つまだ小さなムスメにとってこの環境がプラスになるとはどうしても思えなくなってきた。

 

毎回工夫をこらした様々なプログラムを提供してくれて、良さそうに見えるし通所当初は良いと思っていた。

 

だけど、いろいろな特性を持った未就学児~小学生の集団でいったい誰の何に照準を合わせたプログラムなんだろう?と疑問に思うようになった。

 

それをやることによってムスメの特性の何にアプローチしているのか全く見えなかった。

 

我が家で繰り広げられる多種多様なムスメのこだわりは事業所Aではほとんど出ることがなかったそうだ。

 

それだけ自分が出せる安心できる場所にはなってなかったと言うことなのか。。。

 

このようなことを逡巡した結果、事業所Aをきっぱり辞めることにした。